来場者の口コミで利用が拡大、6日間で859枚を印刷。次回開催への期待の声が多数
11月19日~24日の6日間、小倉競輪場にて「思い出化カード」作成ブースが設置され、来場者の皆さまに写真入りカードをその場で楽しんでいただける体験企画が実施されました。前橋競輪場に続く取り組みとなりましたが、小倉ではさらに多くの方に関心を寄せていただき、予想を上回る手応えを得ることができました。
今回は、競輪ファンの方が多く利用される入口付近、場内キャラクター「かねりん」の銅像付近にブースを設けました。銅像で写真撮影をされる来場者も多く、自然な導線でご案内できたことから、スムーズにサービスを知っていただくきっかけとなりました。また、大型・小型の「思い出化カード展示ボード」を設置したことで、サービス内容が直感的に伝わり、初めての方でも利用しやすい環境づくりに寄与しました。
期間中の成果として、参加登録数は280名、申請受付数416件、印刷回数403回、印刷枚数859枚 と、多くの方に楽しんでいただくことができました。前橋開催時の残数を含む十分な印画紙を用意していましたが、想定以上の人気により最終日には早い段階で用紙をすべて使い切るほどでした。この反響は、サービスへの高い期待と関心の現れと受け止めています。
アンケートには 58名 の方にご協力いただき、「手軽で楽しい」「記念に残る」といった温かいコメントを多数いただきました。申請取消が170件発生しましたが、その多くは「もっと良い写真にしたい」といった前向きな理由であり、来場者のこだわりや楽しみ方の深まりを示す結果といえます。
来場者層としては男性が多く、リピーターの方が知人を誘って複数回来てくださるなど、ブースを中心に小さなコミュニティの輪が広がる様子も見られました。アプリのダウンロード不要で利用できる手軽さや、持ち帰りやすいカードケースが特に好評で、「次はいつやるの?」という期待の声も多数寄せられ、継続開催への手応えを感じられる結果となりました。
また、今回の運営を通じて、今後さらにサービスを分かりやすく、快適にご利用いただくための気づきも得ることができました。ブースの目立ち方については、今後、より多くの方に見つけてもらえるようデザインを工夫する余地を感じました。サービス内容も、より明確にお伝えする方法を検討することで、来場者の方が迷うことなくご参加いただけるようになると考えています。機器面についても、プリンターの挙動をより安定させることで、さらに快適にご利用いただける環境づくりが可能です。こうした学びは、次回以降の開催に向けた大きな資産として活かしてまいります。
今回の小倉競輪場での取り組みでは、来場者数の詳細が把握できない状況ながらも、印画紙がすべてなくなるほどの高い利用があり、多くの方に親しまれるサービスであることを改めて確認できました。いただいた意見や反応を大切にしながら、今後も皆さまに楽しんでいただける企画づくりを進めてまいります。
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