
近年、街のイベントや商業施設、観光地などで見かける機会が増えている「デジタルスタンプラリー」。
従来は紙のスタンプ台紙を使った形式が一般的でしたが、スマートフォンやQRコード・GPSの普及により、低コストかつ短期間で実施できるデジタル版が主流となっています。
その結果、地域イベントや商業施設の回遊促進、観光施策における周遊キャンペーン、企業のブランド体験向上など、幅広い目的で活用されるようになりました。
しかし、導入を検討する際には
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「どのような仕組みで運営されるのか?」
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「どの程度の効果が期待できるのか?」
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「導入コストや準備に必要なものは?」
などのような疑問が多く挙がります。
本記事では「デジタルスタンプラリー完全ガイド」として、よくある質問10選をQ&A形式で整理し、企画立案や社内提案に役立つ情報を解説します。
■目次
Q1. デジタルスタンプラリーはどのように参加するの?
WEBアプリの場合、手持ちのスマホで参加用QRコードやNFCからキャンペーンサイトにアクセスすると参加登録が可能になります。
「AppStore」や「GooglePlayStore」からのインストールが不要のため、すぐにキャンペーンサイトにアクセスできる手軽さがあります。
Q2. デジタルスタンプはどうやって取得するの?
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スタンプの取得方法はとてもシンプルで、スマホで取得用QRコードを読み取ったり、GPSでチェックインしたりするだけです。 |
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■スタンプの主な取得方法
- ★QRコード型:低コストで印刷物にも柔軟に設置可能
- ★GPS型:屋外イベントや広域観光地向け。位置情報の精度に注意
- ★NFC型:スマホをかざすだけで簡単にスタンプ取得。より「スマート」な体験価値を提供
▽スタンプ取得方法の詳細を見る
⇒ スタンプ取得方法のメリット・デメリット
Q3. イベント情報はどうやって告知するのが効果的?
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専用サイトを作るだけでは集客は難しく、告知媒体や参加導線の設計が不十分だとターゲットに認知されません。 特にBtoB視点では、「オンライン告知」と「参加導線」を組み合わせる設計が重要です。 |
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■効果的な告知方法
- ★公式サイト:自治体・観光協会・鉄道会社など信頼性の高い情報源で、ターゲットにリーチしやすい
- ★SNS広告:Facebook・Instagram・Xでターゲット層にピンポイント配信
- ★現地掲示物・紙媒体:ポスターやチラシを駅・施設・観光案内所などに掲出し、現地での参加導線を確保
Q4. デジタルスタンプラリーと鉄道のコラボ企画は可能か?
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もちろん可能です。 沿線回遊や地域活性化、SNS拡散による認知度向上など、大きなメリットがあります。 |
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■実施イメージ
- ★沿線駅を巡るスタンプラリー
- ★フリーパス購入者限定賞品付きラリー
- ★アニメやキャラクターを活用したIPコラボスタンプラリー
▽賞品付きラリーのイメージ
⇒ デジタルスタンプラリーの企画例一覧
⇒ 賞品付きラリーの企画例①
⇒ 賞品付きラリーの企画例②
Q5. デジタルスタンプラリー事例の調べ方は?
事例は、システム提供会社の公式サイト・展示会資料・自治体・企業のプレスリリースで確認できます。導入目的や効果、KPI達成イメージを把握でき、自社施策の検討に役立ちます。
なお、当社でも自治体・商業施設・観光イベントなど多様な導入事例を公開していますので、ぜひご覧ください。
⇒ Stanlly plus(スタンリープラス)の事例・実績を見る
Q6. デジタルスタンプラリーの賞品はどんなものがあるの?
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デジタルスタンプラリーの賞品は、参加意欲を高める重要な要素です。
ポイントは必ず多くの参加者が魅力を感じる目玉賞品を用意し、ポスターやWEBサイトでしっかり告知することです。 |
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■賞品例
- ★豪華賞品:旅行券、商品券、特産品(牛肉)など
- ★参加賞:クーポン、ノベルティ
- ★デジタル賞品:スマホで受け取れるコンテンツ
- ★段階・抽選賞品:獲得スタンプ数や抽選による配布
Q7. デジタルスタンプラリーはどんな仕組みで運営されているの?
デジタルスタンプラリーは、参加者にとって手軽で楽しい体験を提供すると同時に、運営側にとっても効率的かつ効果的な施策運営を可能にする仕組みが整っています。
運営側はクラウド型システムでスポット情報・賞品・参加状況を一元管理。リアルタイムで集計・効果測定が可能です。
■運営面のメリット
- ★施策効果の測定・改善が容易:参加者数、回遊ルート、属性情報を分析
- ★運営効率の向上:参加管理・スタンプ管理・抽選までシステム上で完結
- ★導入ハードルが低い:ブラウザ型ならアプリ不要で多くの参加者を取り込める
Q8. デジタルスタンプラリーの参加条件は?
デジタルスタンプラリーは、参加のハードルを下げることで多くの人に取り組んでもらいやすくなります。
一方で、主催者側が収集したいデータやマーケティング施策に沿った条件も組み込む必要があります。そのため、参加ハードルを下げつつ、収集データや施策に沿った条件設計が重要です。
■参加条件のポイント
- ★スマホ+通信環境で参加可能
- ★過度な会員登録やアプリDLは避ける
- ★アンケートやメール登録を賞品獲得条件に組み込む
Q9. デジタルスタンプラリーのデザインはどれくらい自由にできるの?
デジタルスタンプラリーは、企画の目的やブランドに合わせてデザインの自由度が高いことが大きな特徴です。ヘッダー画像やスタンプ画像、背景色などを変更でき、ブランディングや地域プロモーションを効果的に強化できます。
デザインの工夫次第で、単なる参加体験の向上にとどまらず、ブランド訴求や地域ブランディングなど幅広く活用でき、参加者の印象を深めつつ施策効果を最大化することが可能です。
■デザイン面で可能なこと
- ★ヘッダー画像・スタンプ画像などの変更
- ★ブランドカラー・ロゴの反映
- ★多言語対応でインバウンド施策にも活用
なお、一般的なサービスでは自由なレイアウトやアニメ・映画などの世界観を活かしたデザイン対応が難しい場合もありますが、当社のセミオーダープランなら、レイアウトから細部のデザインまで自由にカスタマイズ可能です。独自の世界観を反映した魅力的なスタンプラリーを実現できます。
⇒ mobile de スタンプラリーの「こだわりのデザイン」を見る
Q10. デジタルスタンプラリーは参加費が発生することがあるの?
デジタルスタンプラリーは基本的に無料で参加できる形式が多く、手軽さが集客の鍵となります。
一方で、企画内容や賞品によっては有料に設定することも可能です。参加費の有無は参加ハードルや集客効果に直結するため、ターゲットや賞品内容に応じて慎重に設計することが、成功のポイントとなります。
■参加費について
- ★無料が基本:気軽に参加できることで回遊促進や認知拡大につながる
- ★有料設定も可能:豪華賞品や体験型イベント、IPコラボ企画など
- ★費用設定の影響:ターゲットや賞品内容に応じた適切な設計が必要
まとめ
いかがでしたか?
以上のようにデジタルスタンプラリーは、参加者に手軽で楽しい体験を提供しつつ、企業や自治体にとって運営効率の向上や施策効果の可視化も可能な施策です。
参加条件や賞品、デザインを工夫することで、回遊促進・購買促進・ブランド訴求・地域活性化など幅広い目的に対応できます。導入前に設計のポイントを押さえることが、成功のカギとなります。
相談・お問合せ
当社では、実際に導入いただいた自治体や商業施設、観光イベントでの事例・実績をご紹介しています。
また、開催イメージを具体的にイメージできる企画書や、デジタルスタンプラリーに関する資料もご用意しています。
もちろん、「まずは相談してみたい」という方も大歓迎です。当社スタッフが目的や条件に応じて、最適なプランをご提案いたします。
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