スタンプラリーは観光促進やイベント活性化のために多く実施されています。
集計データを活用することで、参加者の行動分析や2回目の実施提案に役立てることができます。
本記事では、スタンプラリーで取得できる「基本データ」と、オプション追加することで取得できる「オリジナルデータ」についてご紹介します。
1.基本データ
弊社のデジタルスタンプラリーシステムで取得できる基本的な集計項目をご紹介します。
参加者数、スタンプ総取得数、達成数、応募数などの収集データがグラフで表示され、リアルタイムに集計されます。
①総参加者数
②全参加者の属性データ(性別、年代、居住地、任意の項目など)
③スポット毎のスタンプ取得数
例)
スポットA:〇〇名
スポットB:〇〇名
スポットC:〇〇名
④達成数(A賞、B賞などの賞ごと)
例)
A賞達成数:〇〇名
B賞達成数:〇〇名
⑤応募数、または景品引き換え数(A賞、B賞などの賞ごと)
例)
A賞応募数:〇〇名
B賞応募数:〇〇名
⑥アンケート結果
例)
・このキャンペーンを何で知りましたか?
・どなたと参加しましたか?
・同じキャンペーンがあれば、また参加したいですか?
など、良かった点、悪かった点の感想アンケート
2.基本データをもとにした集計と分析
基本的なデータをもとに、より詳細な分析結果を得ることができます。
・最も人気のあったスポット
(理由:アクセスしやすい、景色が良いなど)
・属性(性別、年代、居住地)別のアンケート結果
(参加満足度の一番高い属性は〇〇、次回は好評だった属性に絞った企画を立案など)
・属性(性別、年代、居住地)別の人気スポット訪問傾向
(属性別の人気&不人気なスポットがわかるため、次回キャンペーンのスポット選定に役立てられます)
・日別のスポット訪問数経緯
(観光客メインのため土日が混雑しやすいなど)
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ここまで、スタンプラリーで取得できる主要な集計項目をご紹介しました。
次はセミオーダーでシステム構築できるPKBソリューションならではの
【オリジナルデータ】についてをご紹介します。
3.オリジナルデータ
弊社では案件ごとにセミオーダーでシステムを構築できるサービスをご提供しております。
キャンペーンの仕様をカスタマイズするように、主催者様のご希望に沿った集計項目をデータ出力しております。
①不正なスタンプ取得データに不正マークをつける
スポット間の距離が離れているのにも関わらず、地点間のスタンプ取得した時間差が〇分しかないこと、実はたまにあります。
例)30秒しか時間差がない!例
・Aスポット スタンプ取得日時:3月5日(水)10時00分00秒
・Bスポット スタンプ取得日時:3月5日(水)10時00分30秒
何かしらでスタンプ取得QR(URL)が出回ってしまったり、GPSの位置情報を操作して不正にスタンプを集めているなど、想定外な動きをするユーザーがいた際には、応募集計CSVデータの中から不正データのみを抽出することは中々に困難です。
しかし、弊社では集計データ上に不正マークをつけることができるため、
不正な応募データを除外して、
現地に訪れたユーザーの中からのみ、当選者を決める運用をすることができます。
②LINEのUIDを集計データに追加
集計データにUIDを追加することで、スタンプ取得状況とLINEのUIDを紐づけすることができます。
そのため、該当ユーザーのみに
「あと〇個でA賞に応募が出来ます!」
「〇賞に応募し忘れていませんか?」
といったユーザーの状況に応じた個別なトーク配信を主催者様側で行うことができ、スタンプラリーの離脱者を減らすことに役立てられます。
長期間開催するキャンペーンなどは、定期的にアナウンスをすることが効果的です。
また、一斉配信よりも送信数を抑えられるので送信料を下げることにも繋がります。
※LINEのUID(User ID)とは、ユーザーごとに割り当てられるユニークなIDのことです。
※LINEアプリのログイン機能を入れている場合のみ
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまでで、スタンプラリーを実施した場合の主な集計データについてご紹介しました。
弊社の案件では、翌年・翌々年と定期的に開催される場合も多くございます。
そういった案件でもデータをもとに次回以降のスタンプラリーの企画立案にお役立ていただけるよう、仕様検討の段階からご相談に乗っております。
30分程度の無料オンライン相談室もございますので、お気軽にお問合せください。
https://www.pkbsolution.co.jp/webmeeting