NFCという言葉は聞いたことがあっても、実際にどのように活用できるかはあまり知らない方も多いかもしれません。
少し難しそうに感じる横文字ですが、NFCの技術は意外と身近なところで使われています。
たとえば、交通系ICカード。駅の改札でカードをかざす操作は、すべてNFC技術によるものです。
さらに最近では、マイナンバーカードでもNFCが活用され、非接触で情報をやり取りできる仕組みとして普及しています。
★ NFCタグの意外な活用方法や成功事例を詳しく知りたい方はこちら。
⇒『【必見】もう知ってる?NFCタグの意外な活用方法&成功事例紹介』(関連記事)
■目次
NFCタグとは? スマホで簡単に情報を取得する方法
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「スマホをかざすだけで、ウェブサイトにアクセスできる」 ———これがNFCタグの魅力です。
NFC(Near Field Communication)技術を活用したこの小さなタグは、駅の広告や商品パッケージ、イベント会場など、さまざまなシーンで活用されています。
本記事では、NFCタグの基本から活用事例までを詳しく解説します。 |
NFCタグが注目される理由
◎非接触・非対面ニーズの高まり → 「非接触で安心・スムーズにアクセス」
コロナ禍を契機に、スマホをかざすだけで操作完了できるNFCタグの需要が急増。
イベントや広告でもユーザー体験が向上。
◎スマートフォン対応の広がり → 「ほとんどのスマホで簡単操作」
iPhone7以降や多くのAndroidでアプリ不要で読み取り可能。
QRコードより操作が簡単でユーザーのハードルが低い。
◎導入コストの低下と活用事例の増加 → 「低コストで多様な活用が可能」
1枚100円~数百円で購入可能。
販促やスタンプラリーなど、少額で効果的なマーケティング施策が実現できる。
◎シンプルな運用から高度な管理まで対応可能 → 「シンプル運用から高度管理まで柔軟に対応」
単純なURL誘導から、アクセスログ管理や複数URL切替など、高度なキャンペーン管理まで対応可能。
◎豊富なタグタイプ → 「用途に合わせて選べる豊富なタグ」
シール型・カード型・キーホルダー型など、設置場所や環境に応じた最適なタグを選択可能。
NFCタグのメリット・QRコードの比較
NFCタグとQRコードは、どちらもスマートフォンで情報にアクセスできる便利なツールですが、それぞれ特徴やメリットに違いがあります。
◎操作の簡単さ
NFCタグはスマホをかざすだけで即アクセス可能です。
一方、QRコードはカメラや専用アプリで読み取る必要があり、操作に少し手間がかかります。特にイベントや店頭で多くの人が利用する場面では、NFCタグの方がスムーズに誘導できます。
◎設置・配布の柔軟性
QRコードは印刷して貼り付ける形が中心ですが、NFCタグはシール型やカード型など多様な形状があり、商品パッケージやノベルティなど、より幅広いシーンで活用できます。
◎導入コストと運用
QRコードは印刷コストのみで導入できますが、NFCタグも1枚100円~数百円程度で購入可能です。
さらにNFCタグはアクセス先のURL変更やアクセスログ管理など高度な運用ができるため、マーケティング施策の柔軟性が高いのも特徴です。
◎ユーザー体験
QRコードはユーザーがカメラを起動する手間がありますが、NFCタグならスマホをかざすだけ。
アクセスの手軽さにより、離脱率を下げ、ユーザー体験を向上させることができます。
このように、NFCタグはQRコードに比べて操作の簡単さ・柔軟な設置・高度な運用・ユーザー体験で優れた特性を持っています。用途や目的に応じて、QRコードとNFCタグを使い分けると効果的です。
NFCタグの活用シーンと具体例
① イベント・スタンプラリーなどデジタルキャンペーンに活用
NFCタグを会場内に設置することで、参加者はスマホをタッチするだけでスタンプを貯められます。
さらに、抽選への参加や謎解き、隠し要素など、ゲーム感覚の演出も可能です。これにより、参加者の満足度向上や回遊率アップに直結し、イベント全体の盛り上がりを高めます。
QRコードより手軽にアクセスできるため、操作に迷うことなくスムーズに楽しめます。
② 音声メッセージやARコンテンツ再生
特定の場所に設置したNFCタグにスマホをかざすと、音声メッセージやAR動画が再生されます。
例えば、博物館や展示会での解説音声、店舗のプロモーション用ARコンテンツなどに活用可能。ユーザーにサプライズ感や臨場感を提供でき、体験価値を高める演出ツールとして効果的です。
③ 店頭POPに貼付
商品横にNFCタグを設置することで、ユーザーはタッチするだけで商品ページやキャンペーンサイトに誘導されます。
スタッフが対応できない場合でも、購入意思決定をサポートする自動案内ツールとして機能し、購買率向上に貢献します。
④ リーフレットやチラシに貼付
印刷物にNFCタグを組み込むことで、ユーザーはスマホをかざすだけで購入ページやキャンペーンサイトにアクセスできます。
QRコードより手間が少なく、スムーズな誘導で離脱率を低減できます。広告や販促物の効果測定も容易になり、マーケティング効率の向上につながります。
⑤ 試供品・パッケージに貼付
サンプル商品やパッケージにNFCタグを設置することで、アンケート回答やクーポン取得をスマホで簡単に実施可能。
ユーザーの参加ハードルが下がり、キャンペーン参加率や回収率の向上に直結します。
⑥ スマート名刺やカード
名刺や会員カードにNFCタグを内蔵することで、タッチだけでプロフィールやWebページにアクセス可能。
営業やネットワーク構築の場面で、効率的に情報共有ができ、接触後のフォローアップもスムーズになります。
NFCタグの落とし穴と解決方法
ただ、そんな便利のNFCタグにも落とし穴があります・・・
それはNFCタグに設定するのは1つのURLのため、キャンペーンに参加した人がURLを誰かに渡してしまうと・・・
不正にインセンティブを獲得できてしまうことです。
景品が豪華だったり、限定グッズですとどうにか不正をしてまでもインセンティブを獲得してしまう人が・・・
そこで・・・そんな不正参加を防止するために、NFCタグの技術を応用して作られたのが『CocodePit®(ココデピット)』です!!
ワンタイムURL発行型NFCタグ『CocodePit®』
『CocodePit®』はNFC(近距離無線通信規格)を活用したワンタイムURL発行機器です。
「CocodePit®」にスマートフォンをかざすと、 一度だけアクセスできるURLを電源無しで発行します。
URLをコピー・転送しても無効となるため、「現地訪問」「商品購入」などの条件を満たしていない不正なキャンペーン参加・インセンティブ取得をブロックすることができます。
◎製品ラインナップ
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CocodePit®ボード
・時間情報を保有 |
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CocodePit®タグシール
・ポスターなどに貼り付け可能な電源不要の薄型シールタイプ |
CocodePitの利用シーン
◎CocodePit×スタンプラリー
対象スポットに訪問し、スマートフォンを「CocodePit®」にかざした人のみスタンプを獲得させることができます。
現地へ実際に足を運んだ参加者に限定して、インセンティブを渡すことが可能です。
◎CocodePit×デジタルクーポン
「CocodePit®」にスマートフォンをかざした人だけに、電子クーポンの付与が行えます。
そのため、実際に店舗に来店した方だけに次回使えるクーポンの配布が可能です。
◎CocodePit×デジタル抽選
「CocodePit®」にスマートフォンをかざしてもらうと、その場でリアルタイム抽選に参加できます。
「CocodePit®」にスマホをかざした人=来店者・来場者に 限定が行えるため、来店者限定で抽選でクーポンを配布したり、イベント来場者限定で抽選でデジタルギフトの配布等が可能です。
★ CocodePitについての詳細はこちら
⇒ https://cocode-pit.jp/(外部リンク)
CocodePitの導入事例・実績
展示会や、商業施設、ボートレースなどのキャンペーンで当社「CocodePit®」を実際に利用したキャンペーンを実施いただいております。
◎商業施設での実績
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『韓国でなにする?「KOREANS’Korea」スタンプラリー』
主催:韓国観光公社様
★ 事例詳細はこちらから
⇒ https://www.pkbsolution.co.jp/works/digital_stamprally/21782.html
◎ボートレース場での実績
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『オリジナル記念舟券体験イベント』
主催:日本トーター株式会社様
★ 事例詳細はこちらから
⇒ https://www.pkbsolution.co.jp/works/mobile_lot/23005.html
◎展示会での実績
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『スマホで周遊!文具女子博ラリー』
主催:文具女子博実行委員会様
★ 事例詳細はこちらから
⇒ https://www.pkbsolution.co.jp/works/digital_stamprally/18250.html
★ 事例レポートはこちらから
⇒ https://cocode-pit.jp/case/01.html
まとめ
いかがだったでしょうか?
NFCタグは、「スマホをかざすだけ」で簡単に情報取得ができる非接触技術です。QRコードよりも手軽で、アプリ不要で使える点が大きなメリットです。
精度の高い操作性、導入コストの低さ、豊富なタグタイプなど、企業やイベント、販促活動、名刺、パッケージなどさまざまなシーンに応用できます。
導入を考える際は、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
- ・対象ユーザーのスマホがNFC対応かどうか(特にOS/モデル)を確認する
- ・QRコードとの操作性・ユーザー体験の差を訴求ポイントにする
- ・タグタイプ(シール型・カード型など)や設置場所に応じた形を選ぶ
- ・アクセス先のURL設定や情報更新が容易な管理体制を整える
非接触・利便性を重視したプロモーションや情報提供の手段として、NFCタグは今後ますます重要性を増していく技術です。
まずは小規模な活用から試して、効果を見ながら展開していくのが効果的です。
ご相談・お問合せ
当社では、年間キャンペーン総参加者数、212万人以上の実績と創業以来のノウハウを活かし主催者様ならびに、ご担当営業の皆さまをサポートしております。
実際のCocodePit®のサンプルのご提供や、実績動画のご紹介も可能ですので、お気軽にご相談ください。
★ ご相談・お問合せはこちらから
⇒ https://www.pkbsolution.co.jp/inquiry
★ CocodePitを利用したデジタルキャンペーン企画例や資料をお取り寄せできます。
⇒ https://cocode-pit.jp/planning.html(企画例お取り寄せ)
⇒ https://cocode-pit.jp/request.html(資料請求)
(最終更新日:2025年9月16日)